2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

関野吉晴さんの旅

先週の金曜日、関野吉晴さんと10月号からの連載の打ち合わせをかねて食事する。 関野さんは、アフリカからはじまった人類拡散の旅路を人力で逆から辿る「グレートジャーニー」を達成したが、今また新たな旅を開始している。それは、自分自身からはじまる旅…

脳と創造性

「脳と創造性」茂木健一郎著(PHP発行)は、なかなか凄い本だと思う。 茂木さんは、人間の脳と創造性について掘り下げながら、人間が人間として人間らしく生きていくとはどういうことかという人間にとっての永遠のテーマにつなげている。それゆえ、この本…

ガラスの壁(続の続)

一昨日書いた件で・・・、校長先生の偏狭さには驚かされたが、こういう人は珍しくはないと思う。組織の長は、組織防衛意識が強いから、1%の失敗の可能性に敏感なものだ。生徒数が100人いて、90人の生徒の親が満足しているのに、10人の親が不満をも…

ガラスの壁(続)

ガラスの壁に関する話しの続き・・・・。 「風の旅人」編集部の新人スタッフが、母校である高校の先生や生徒に見てもらおうと、「風の旅人」を無料で送ったのだが、本日、電話で、彼女の恩師が、「校長先生(50代の女性)が、不謹慎なものが写っているから…

ガラスの壁と、人生

昨日、私がブログで書いたことを受けて、千人印の歩行器で葉っぱさんが記事を書いていますが、透明なガラスのなかの蚤の話は、私もとてもよくわかる。公共性というのは、1%の確率のトラブルを避けるための無難な選択、前例主義、自己規制によって成立する…

柔軟な公共性

最近、ブログに関わる小さなアクシデントがあり、いろいろ思うことがあった。 某新聞社からコラムの依頼があり、書き上げたのだが、掲載の前日になって、私のブログに同じ内容のことが書かれていることを新聞社の担当者が知り、掲載が中止になった。その理由…

桜の実

我が家の桜は、山桜で、葉と花がほぼ同時に出る。たぶん、染井吉野よりも、花の寿命が短く、あっという間に大量の花びらを降らせる。そしてすぐに、桜しべを降らせる。そして、今年は、三本の木に大量に実がなってしまった。 昨年も一昨年も実がならなかった…

それでもなお

今朝11時頃、届いたばかりの川田順造さんの「心の風景への旅」の最終回、「甦りの川、死の川」の原稿を読む。まだ途中までしかできていないのだけれど、川田さんは、フランスとアフリカに行ってしまって、23日に帰ってきて、残りを書く。8月号に間に合…

はじまりの荒野

昨日のイベントにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。 今回は、急遽、ポレポレ座のこけら落としにイベントをやることを決め、実験的にブログとかミクシィだけで集客したので集客数の見当がつかず、不安でしたが、奇跡的にちょうど満席くらい…