2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この大地に命与えられし者たちへ

神保町の三省堂でA5サイズという非常に小さな写真集の表紙が気になったので、手にとった。桃井和馬さんの『この大地に命与えられし者たちへ』だ。 桃井さんのことは、紛争地帯などのフォトジャーナリストとして、これまで認識していたのだが、その小さな写…

LIFE ITSELF

VOL.26の表紙です→ 「風の旅人」Vol.25(4/1発行)に掲載されている「吉原家の130年」の写真展が、広尾のエモンフォトギャラリーで開催されています。5/28〜6/9(日曜休館) →http://www.emoninc.com/test/exhibition/spiral.html …

鈍感力!?

「鈍感力」という本が売れているらしい。この著者に対して、企業をはじめ、あちこちの団体から講演依頼が殺到しているらしい。今朝のテレビで、その著者がインタビューされていた。 「最近の若者は、周りのことや人に言われたこととか気にしすぎ。もっと大ら…

アンドリュー・ワイエス

青山にある「青山ユニマット美術館」 http://www.unimat-museum.co.jp/tenrankai.html というところで、アンドリュー・ワイエスの小規模の展覧会が行われていた。 ワイエスは好きな画家だけど、まとまった作品を見たのは、1995年に東急文化村で行われた…

環境と幸福

最近、三件ほど母子家庭を取材した。母親が何年もの間、一人で働いて子供達を養っているのだ。現在、子供がまだ小学生の家族もいれば、中学生もいるし、成人に達している家族もいた。 共通点として、どのお母さんも、明るくて力強い。女手一つで子供を育てる…

水越武さんの写真

5月12日(土)より7月1日(日)まで、東京都写真美術館で、『風の旅人』で創刊号からお付き合いのある写真家、水越武さんの写真展「大地への想い」が開かれます。 昨今の自然写真は、人間に都合の良い”癒し系”が多いですが、水越さんの自然写真は、そういう緩い…

わかったつもりになるよりは

「最近の若者は新聞もろくに読まない・・・」と、言われるが、新聞もろくに読まないくらいの方が、ちょうど良いのではないか、と思う時がある。 世界で何が起こっているのか、ということを、何となくであっても感じていることは大事だろうが、そういうものな…

この世の奇跡

地球も人間の身体も、そのメカニズムはとても精妙にできている。 地球上の元素は百種類に満たないが、そのうち人間の身体を構成する元素の数は、主なものだけでも40はあるそうだ。酸素、炭素、水素、窒素など主に大気中に多く存在する元素だけで、人間の身…

アルバイト募集

アルバイトを募集します。30歳くらいまで。 業務内容:旅行業、出版業の業務サポート。 仕事の状況を見て、社員への登用あります。 *英語力あれば、大変望ましい。 *できれば、月〜金まで働ける人。 時給:最初900円、仕事に慣れた頃から1000円。…

「思考の癖」による食い違い

私たちが生きている社会のなかで生じている様々な問題に対して、固有の「物」に原因を求めていくという方法もあるだろうが、私は、あまりそういうことに関心がない。 固有とされる「物」でも、実際には固有ではなく、他に取って変わられる「物」であることが…