2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第1634回 本橋成一さんの慈しみ

本橋成一さんが、85年の人生をまっとうされた。 本橋さんには、風の旅人での掲載で何回もお世話になり、東中野のポレポレで、何度かイベントも行わせていただいた。 2000年代、池袋のうどん屋で行っていた月一回の飲み会も、本橋さんは常連だったし、小栗康…

第1633回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(12)

熊本県八代。景行天皇の天皇巡幸地。⼤⿏蔵山古墳群の西2.5kmの龍神社から望む有明海。 日本の古層を探索するうえで、情報知識ではなく、生々しいリアリティを感じとるためには、現地を訪れる必要があります。 たとえば、神話上の舞台となっている土地の風景…

第1632回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(11)

椎葉厳島神社 このたびの南九州の旅における最後のレポート。それは、古代と中世のあいだに架かる精神の橋について。 九州の椎葉村に厳島神社が鎮座している。 平氏残党の追討の命を受けて、この地へやってきた那須大八郎(屋島の合戦で扇を射落とした伝承の…

第1631回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(10)

高千穂峡 神話で描かれる天孫降臨の物語が、いつ、どこを舞台にしたものなのかという問いは、古代最大の謎とされているが、時期や場所の特定以上に大事なことがある。 それは、ニニギの天孫降臨に随行した、アメノコヤネ、フトダマ、アメノウズメ、イシコリ…

第1630回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(9)

十根川神社から東に1kmほどの所にある大久保の大ヒノキ。これも、推定樹齢800年で、那須大八郎が手植えしたとの言い伝えがある。 平家物語のなかの有名なシーン、屋島の合戦において、平氏側の女官が乗った小舟の上の扇の的を那須与一が見事に射たことは、…

第1629回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(8)ー12月7日の日記

椎葉村の向山日添地区の風景。 日本三大秘境の一つと言われる宮崎県の椎葉村の夜神楽を明け方の5時半まで堪能して、少し仮眠をとった後、椎葉村の気になるところを探索してから夕方出発し、一挙に車を走らせ、深夜3時に京都に戻ってきた。 明日、東京に移動…

第1628回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(7)ー12月6日の日記

今日、椎葉に入って、夜は椎葉神楽、翌朝から京都に移動、その翌日に東京に移動と強行軍なので手短に。 霧島から球磨川にそって有明海に面した八代に入って、有明海にそって北上。 八代の鬼の岩屋第1号古墳。 八代の谷川第1号古墳 八代貝塚・大塚古墳。縄…

第1627回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(6)ー12月5日の日記

熊本県八代市 現在、有明海の八代に来ている。 鹿児島の隼人町の霧島神宮のすぐそばに宿泊し、北上し、霧島から、えびの高原、そして球磨川上流無に抜け、球磨川にそって八代までやってきた。 有明海と鹿児島湾が地理的にどうつながっているか確認したかった…

第1626回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(5)ー12月4日の日記

ニニギとコノハナサクヤヒメの出逢いの伝承地、延岡の笠沙山から。 旅の途中ではあるけれど、こうして文章化しているのは、鉄は熱いうちに打てと言われるように、現地にて、自分の感覚がリアルに敏感な時に、感じたり考えたことを文章化しておくと、後になっ…

第1625回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(4)ー12月3日の日記

那須与一は栃木の那須氏だが、那須氏が拠点としていた栃木県大田原市の最大の古墳、上侍塚古墳から冬至のラインを西にのばすと、京都の即成院、神戸の碧雲寺宗照院に那須与一の墓があり、さらに九州の大見口にもある。このラインの西の端が、天草の与一ヶ浦…

第1624回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(3)ー12月2日の日記

今日は、菊池渓谷から阿蘇山へ、自然満喫の1日。

第1623回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(2)ー12月1日の日記

江田船山古墳のある肥後古代の森(菊水地区)。 カムロ山を望む。カムロ山は、標高219メートル。山頂に磐座がある。この磐座は、船繋ぎ石とも呼ばれるよう。 南九州の旅、二日目は、菊池川流域の古層への潜入。とくに今日は、10基以上、古墳が築かれている場…

第1622回 日本の古層に潜る旅〜南九州編(1)ー11月30日の日記

玉名大神宮 九州の旅の始まりは、熊本県の菊池川流域から。 京都から熊本まで、高速道路を使えば、十分な休憩や昼食タイムを入れても、9時間もかからない。 東京と京都のあいだを高速道路を使わず12時間以上かけて往復を繰り返していたので、楽勝。今日は…