自然
今日は、菊池渓谷から阿蘇山へ、自然満喫の1日。
山国神社(京北町) 京都市右京区の一部でありながら、山の懐の奥深くに位置している京北地域。 京都観光で訪れる人のアンテナには、ほとんど引っかかっていないと思うが、実は、かなり歴史的にディープなところで、古墳・古墳群は43箇所、総数は 235基を数…
真慈悲寺があったと地の百草八幡神社本殿の裏にあるスダジイの巨木。胸高直径130㎝、樹高 17 m、推定樹齢は300年を超えている。 私の東京の拠点は、高幡不動と百草のあいだ。 百草という名からして、古代、ここは薬草の地だったのだろうか。 1989年、私の家…
日本の古層Vol.6 みちのく古代巡礼を、入稿しました。 現在、予約を受け付けています。 https://www.kazetabi.jp/ 日本の古層シリーズは、今年で6冊目ですが、これまでと異なる作り方になります。 判型も(縦265mm×横210mm)でこれまでの横長から、やや縦長…
昨夜の皆既月食、家の周辺のどこで見るのが最適なのかと、始まる前から少しソワソワしていた。 そして、月の状況を確認しようと思ってベランダに出たら、ちょうど真正面の林の上に月がかかっていて、ここがベストじゃないかと気付き、ベランダのアウトドアチ…
LEEという雑誌(2021.11.29)より。旧白洲邸の 武相荘の取材で撮影した白洲正子さん愛用の椅子。(槙野文平作のウィンザーチェア) 数年前に他界されたのだけれど、信濃大町に、槙野文平さんという気骨ある家具職人がいて、信濃大町で開催されている原始感覚…
ワークショップの初日、今回で33回目の開催だが、一番暑かった。 天気予報で気温39度くらいになりそうだと、あらかじめわかっていたので、衝撃は受けなかったけれど、影のない場所の太陽光線は痛いほど。 体調崩して当日キャンセルの人もいたけれど、この…
2011年3月の東北大震災の直後、何度か取材を重ねていました。もちろん、その時は、想像を絶する被害の大きさに心が圧倒されてしまうばかりでした。 あれから月日が流れて、あらためて東北の各地を訪問すると、東北地方というのが、過去から現在まで、何度も…
世田谷美術館で野町和嘉さんの写真家人生の集大成とでもいうべき写真展が始まり、内覧会に行ってきました。 あいにく猛暑が続く日々ですが、野町さんが撮ったサハラ、ナイル、サウジアラビアなどの地域は、地球上で最も暑い地域ですから、この暑い季節にこそ…
ヤマトタケルの蝦夷鎮圧の拠点、朝日山に鎮座する吉田神社(茨城県水戸市) 今年の5月に東北の古代巡礼の旅をした時、最後の訪問地としたのは茨城県水戸市の吉田神社と吉田古墳でした。 なぜこの場所なのかというと、ここが、神話のなかでヤマトタケルの蝦夷…
恐山 2016年10月から始めた「日本の古層」のプロジェクト。 2020年から毎年一冊ずつ本という形にすると決め、2024年10月、5冊目となる「かんながらの道」を作り、今年の2月には、これまでの総まとめとして「かんながらの道」の写真展を開催しました。 その後…
"> "> 東京と京都で交互に行なってきた31回目のワークショップセミナーを終えました。毎回土と日の二日間行うので、延べ日数では62日。フィールドワークを雨の中でやったことがない。 さすがに今回は梅雨本番の時期に設定しているから雨は覚悟していたし、…
SNSを開くと、実に多くの人が、セバスチャン・サルガドの死について言及している。 写真というジャンルを超えて、いろいろな分野の人が強く関心を持つ写真家というのは、今ではほとんど存在しなくなった。 また、何の説明もなく、ただ写真だけを見て、強烈な…
津軽半島の北端の竜飛岬 今回の旅では、下北半島をめぐった後に、津軽半島をめぐりました。 どちらも北海道に向けて突き出している半島ですが、その世界は、まったく異なります。 下北側は、荒涼として寂しい風景が続きますが、津軽側は、水田やりんご園が広…
宮城県名取市閖上 2011年3月11日の大震災の後、そこはまるで異なる惑星のようで、自分が生きている現実の向こう側への扉が開いているように感じられました。 私たちは、毎日、規則正しく繰り返されている日常が世界の全てのように思い込んでおり、その認識の…
(丹後の立岩。蘇我と物部の戦いの時、聖徳太子の弟の麻呂子親王に鬼が追い詰められた場所。) 日本は海に囲まれた島国。この国の歴史を考える時、海人勢力のことを無視することはできない。 そもそも縄文時代、糸魚川の翡翠が北海道から沖縄に流通していた…
掛川の事任八幡宮 京都から東京への移動途中、掛川の事任八幡宮と、その奥宮にあたる、粟ヶ岳山頂の磐座群の中の阿波々神社を参拝。今回で三度目となる。 事任八幡宮は、「事のままに願いが叶う」などとされ、参拝者が非常に多い神社だ。阿波々神社の祭神は…
"> この8年間、日本の古層を探究してきたけれど、今、なぜ東京を撮るのか。 私は、風の旅人を作っていた時も、日本の古層をめぐる旅をしている時も、自分の関心は同じで、それは、世界、人間、そして日本人というものを、もっと深く知りたいということ。 だ…
大山崎山荘美術館で開催中のアンドリューワイエス展に行った。 久しぶりにワイエスの絵画世界に触れて、若い頃のことを思いだした。 写真家のことをよく知らなかった20代の頃、その精神世界に憧れていた表現者は、作家の日野啓三さん、画家のアンドリューワ…
竹野川河口にそびえる立岩 羽衣伝説についてのあれこれ。 昨日、丹後半島を休暇気分で訪れて、その最後にジオサイトで出会った翁が語ったこと。「古代最大の製鉄遺跡である遠所遺跡で用いられた砂鉄が、丹後のものではない」という話が心に引っかかって、家…
10,000人の感想よりも、その人の一言が、自分の方向性を決めることがある。 私が、ずっと長い間、自分がアウトプットするものが果たしてうまくいっているかどうか、確認するための指針としている方から、このたびの「かんながらの道」に対するお言葉をいただ…
"> 恋愛において、どんなに異性にもてる人でも、自分の意中の人に振り向いてもらえないと、心の中は辛く悲しいはずで、それは、物づくりでも同じ。 100人の感想よりも、あの人の心に届くかどうかが気になるという存在がいる。 なので、新しく本ができれば、…
"> ここ数年、遺伝子解析の技術が進んでいるようで、数限られた古代人の人骨のDNAと、現在の日本人のDNAの比較が行われている。その結果、これまで考えられていたような、日本人の起源を縄文人と弥生人のどちらかとする説ではなく、古墳時代に大挙してやって…
"> 今年中に出版するつもりで取り組んできた日本の古層Vol.5「かんながらの道」の入稿が終わった。 完成は、来週末(10月25日、26日)に行うワークショップに、ぎりぎり間に合うタイミングか。 今回は、日本人の心の成り立ちに焦点をあてて、仮名文字が日本…
伏見稲荷大社は、外国人旅行客の人気ナンバーワンの場所だそうで、連日、ものすごい人だかり。 境内には、「伏見稲荷は祈りの場です」という言葉が掲示されているが、果たして、どれだけの人が、祈るために、この場所に来ているのか? しかし、聖所というの…
「彼岸に目を向けることなく、すべてを、神に関することも、死も、すべてこの地上のこととして考え、すべてをこの地上の生のうちに見ること。 すべてのものを、神秘的なものも、死も、すべて生のうちに見ること。 すべてのものを価値に上下のないものとして…
ペルセウス座流星群が極大を迎えた8月12日深夜、北海道では低緯度オーロラが観測され、流星群とオーロラの共演が見られたと話題になった。 確かに美しいのだが、なんだか不吉な気配もある。 測量工学の世界的権威としても知られる村井俊治(東京大学名誉教授…
火山の多い日本のなかでも、特に人々に知られた山としては、九州の桜島、阿蘇山、雲仙岳、そして日本の東西の境目のフォッサマグナに聳える富士山、浅間山、八ヶ岳といったところだろうか。 興味深いことに、この西に三つ、東に三つの六つの山は、対になるよ…
39口の銅鐸が発見された加茂岩倉遺跡(島根県雲南市) 日本が世界有数の火山国であることは日本人なら誰でも知っている。実際に世界の活火山の7%が日本にあると言われるが、そのことが日本人の精神に与えてきた影響を、東京など平野部に住んでいる現代人は…
奥山の岩に苔むし 畏(かしこ)けど思ふ心を いかにかもせむ」 よみ人知らず(万葉集 日本の国歌の「君が代」においても、「苔のむすまで」という言葉があるが、むす」は、「産す」であり、万物を生み出す「かみ」の存在が、そこに意識されている。 なので、こ…