4月〜6月号〜8月号

2005年4月号、ほぼ校了段階に至る。テーマは「生命系と人類」にした。

われわれはどこから来て、どこへ行くのだろう。
地球上に生命を生んで今日まで複雑に繋いできた力は、
人間の意識や未来と、どうつながっているのだろう。

というのが、ページ全体を貫く問いだ。

今回の表紙は、はじめて写真を使用することにする。セバスチャン・サルガドの新作、GENESISのなかの一作だ。
今日、色校正があがってきたが、違和感はない。しぶい。サルガドの写真がいいということもあるが、こういう象徴的な写真を表紙にもってくるのも悪くはない。

同時に、6月号のページネーション、及び写真の展開、おおまかなレイアウトが固まった。テーマは「永遠回帰」。

そろそろ8月号を固めていかなければならない。
方向は定まっている。材料も揃いつつある。
だが全体をぎゅっと絞り上げるテーマが、まだ明確にならない。
イメージとしては、生と死の境界が曖昧になるような、境界という分別を超えてしまっているような・・・感じ。