「風の旅人」の第16号が10月1日より書店で発売されています。
今月号より、リニューアルしました。
表紙デザインも中身に合わせて変えました。
今まで、写真の強さを強調する作りをしていましたが、写真だけでなく文章も素晴らしい人たちにお願いしているので、もう少し文章を読みやすいように工夫しました。
新しい執筆者も多くいます。
新しい執筆者の選定のポイントは、今日の複雑怪奇な社会で色々試行錯誤したり煩悶としながら、新しい展望を見いだすための闘いをしていると感じる方にお願いしました。
写真のレベルは落ちていないと思いますが、今までは、裁ち落としを多用して、これでもか、これでもか、とう感じで、訴求していましたが、少し抑制した見せ方を心がけています。それは、写真の迫力に圧倒されて考える余裕が無くなってしまうことがないようにと考えたからです。
新しいデザインとレイアウトの基本的な考えは、
最高の写真の抑制した演出によって見る者の想像力を引き出し、最高のテキストに細心の配慮を払った見せ方によって、見る者を文中に誘うということです。
まだリニューアル第一号なので、狙いどおりにいっているかどうかわかりませんが、いろいろな人の意見に耳を傾けながら、譲れないところはしっかりと死守し、次号も、よりブラッシュアップしていきたいと思います。
忌憚のないご意見をお聞かせください。