ホームページの件 続報


 ホームページのリニューアルについて、だいたいのイメージはできているのですが、今の技術で何をどこまでできるのか具体的にわからないので、やっていきながら考えていくことにしました。
 それゆえ、外部の方にまとめて発注するという形をとれませんので、経験のある方に明日から編集部に毎日来ていただき、話し合いながら進めていくことになりました。





 私は、情報伝達が、紙媒体からインターネットに移行していく状況のなかで、ウェブでできないことを誌面でやりたいと思って、「風の旅人」をつくっています。
 通常、雑誌や新聞などで紹介される様々な情報記事で、インターネット上で紹介した方がベターなものは、そうした方がいいと思っています。
 インターネット上の方が、情報量も多いですし、過去のものも閲覧できますし、検索機能も優れている。
 インターネットより雑誌の良いところは、モニター画面では表現しずらい空気感を醸し出すことや、文章の文脈でコミュニケーションしやすいこと、部分ではなく全体像で世界を伝えやすいこと、写真の迫力が伝えやすいとか、いろいろあります。
 私は、それらの紙媒体の強みを生かせるものとして、雑誌「風の旅人」を位置づけているのです。





 そして、今後、雑誌の「風の旅人」のベクトルと同じではあるけれど、紙媒体よりもウェブの方が適切だと思われるものを、ウェブで紹介していきたいという構想を持っています。
 できれば、「雑誌」と「ウェブ」を足し合わせて、「風の旅人」という感じで。
 雑誌「風の旅人」の紹介をホームページで行うことも大事ですが、それだけだとつまらないですし。 
 相互補完的なものを目指したいですね。
 あくまでも将来的にということですが、そのために、少しずつホームページをいじっていこうと思います。