TPPに対する最適な対策。

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 TPP交渉で不吉な動きはあるけれど、けっきょく、一人ひとりが自分の価値観をしっかりと持ち、物事を選択していくしかないのだと思う。

 交渉の結果、輸入農産物がどれだけ増えるのかわからないが、自分の生活を見回しても、ほとんど国産品しか食べていない。

 肉は、牛肉よりも豚肉の方がおいしいし、圧倒的に安い。しかもヘルシーだ。ふだん食べている野菜だって、輸入品じたいを見つけることの方が難しい。輸入オレンジよりも日本のミカンの方がおいしいし、マンゴーよりも国産のリンゴの方が、身体に合う。

 最近は、ほとんど外食をしなくなった。外食だと野菜が食べられないし、味付けも濃すぎて、ちょっと気持ち悪いと感じるようになった。

 料理は大したものができないが、ちょっといいものを買うように心がけている。卵や豚肉にしても、ちょっと高めのもの(といっても、外食に比べて断然安い)。そして、野菜も、できるだけ無農薬、無肥料のもの。そうしたものを買うと、ほとんど味付けをしなくても、素材の良さで十分においしいということがわかった。そして、素材のいいものを食べていると、加工品とか添加物が多そうなものは、見るだけで身体が拒絶反応するというか、気持ち悪いという感覚になる。

 料理を面倒くさいとは思わない。日頃、どうしても机に向かう時間が長いので、立って作業する時間は大事だ。一日6時間以上座りっぱなしだと脳の働きが悪くなると聞いたこともあるし。

 大したことはやっていないけれど、毎日の暮らしの中でこだわりがあるとすれば、朝、軽く走った後に飲むドロドロジューズ。これは、リンゴとかキャベツなど適当に凍らせておいて、蜂蜜と黒酢と一緒にミキサーにかける。ぬるいとマズくて飲めないが、凍らせておくと、けっこういける。

 あと、油はオリーブオイルだけを使っている。クレタ人が長寿で元気なのは、毎日オリーブ油を飲んでいるからと聞いたからだ。(ちょっとそういう情報の影響を受けすぎるところがある)

 それと、夏の昼食は、二日に一度は、ソーメン。(冬もニュウメン)。ゆでる時間は2、3分で、ほとんど時間がかからない。あとはトマトやキュウリを適当に添えればいい。蝉時雨を聞きながら、ソーメンを食べたり、スイカを食べていると、日本の夏っていいなあと思う。

 生活周りで日本ならではの良さを見直すことが、TPPへの最適な対策だと思う。

 私は兵庫県の明石で生まれ育ったけれど、小豆島は、すぐ近く。ソーメンとかオリーブ油とか、私の好きなものが名産なのだ。頑張って欲しいな。