古樹と巨岩と水の流れ。悠久の時間を感じさせるものと、絶えず流転していくもの。古代から日本人の心に受け継がれてきた自然観は人生観につながっている。そして、日本人の美意識も、この自然によって育まれてきた。
静と動に濁りがないこと。それを日本人は美と感じてきた。日本の自然環境が、そうした美意識を育んできた。
何を美しいと感じるか?
人生の進路、人との関係、選挙の投票など、様々な重要な場面で、美のセンサーが重要な鍵を握る。
そして、美のセンサーを磨くものと、劣化させるものがある。
美のセンサーを磨くものは、己を謙虚にし、劣化させるものは、虚栄を美と錯覚させる。
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