2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自分だけでなく、まわりのものとも生きる生き方

昨日紹介した縄文杉の写真は、水越武さんが撮ったもの。水越さんは、北海道の屈斜路湖のすぐ傍に住んで、仙人のような暮らしをしながら、仙人のような風貌で、自然と向き合い続けている。 そして、今日のこの屋久島の写真は、山下大明さんが撮ったもので、風…

ペンギンの脱走と、”修羅”について

長野県の須坂市動物園で、フンボルトペンギンのヒナが高い塀を乗り越えて、10日間に3回も脱走する騒ぎが起きた。元気がありすぎるのかと思っていたら、そうではなく、身体の小さいヒナで、ヒナ同士の縄張り争いに負けたとか、食物が得られず空腹に堪え兼…

急がば回れ

中学三年生の息子が、家で地理の勉強をしていて、「縄文杉」とか何とかブツブツ言っているので、勉強の邪魔をして、屋久島の話をする。 縄文杉の樹齢が7千〜8千年ということは教科書に書かれており、息子も知っている。しかし、なぜ、そんなに長く生き続け…

風の旅人 復刊第一号

風の旅人 復刊第一号に向けて、写真が少しずつ固まってきた。テーマは、「修羅 2011-phenomena」。この場合の現象(phenomena)というのは、表層を流れ行くものではなく、潜在的に隠れていたものが事象(事件)として浮かび上がってくること。見えていなかった…

原始感覚美術祭

長野県大町の木崎湖畔という素晴らしい場所で、原始感覚美術祭2012が開かれます。そのオープニングイベントで、茂木健一郎さんと私でトークをします。 原始感覚美術祭は、頭でっかちの現代アートではなく、身体の潜在的な力を解放する根元的な表現がたく…