2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第1464回 縄文人には見えていて、現代人には見えていないもの。

先ほど書いたことの補足だけれど、今回、北海道でもオーロラが見えた。 私は、自分でも縄文土器を作り続けていた時期があったのだが、縄文土器の文様は、オーロラのようなプラズマ現象ではないかという気がしていた。 縄文人は、実際にオーロラ現象をよく見…

第1463回 人間の目には見えない宇宙の真理。

太陽フレアの大爆発によって、低緯度でもオーロラが見られたというニュースが、各地から届いている。 その場にいた人たちがスマホで撮影したオーロラを、世界中のどこでも見られるわけで、地球上に起きていることを人類全員が共有化できる時代になっているこ…

第1462回 情報として表に出てこない日本のリアリティ

日本という国は、いくら都市化が進んでいるといっても、国土の70%以上が山岳地帯であり、島国であるがゆえに、少し移動するだけで大海原を見ることができる。 こうした自然風土の国でありながら、山も海も見えない大都市のなかだけで日々暮らしていると、…

第1461回 今年の木村伊兵衛賞の受賞作品展の、哀しいまでの空疎さ。

昨日、池袋の新文芸坐で小栗康平監督の「眠る男」と 「伽倻子のために」の デジタル4Kレストア版を観る前に、銀座に立ち寄って、写真界の芥川賞などとメディアが煽る木村伊兵衛賞の受賞展を観てきた。 そして、会場に入るなり、その空疎な内容に呆然。ポスタ…