2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生きていくうえでの強靭さについて

一昨日、北星学園余市高等学校のイベントに参加して、少し話しをする機会を与えられた。 北星学園余市高校は、10年ほど前、『ヤンキー母校に帰る」というテレビドラマでも話題になった学校で、一般の学校で不登校になったり退学処分を受けたり、様々な理由…

まことの美〜桑原史成さんが見続けてきた水俣〜

(撮影/桑原史成) 誰が言っていたのか忘れたけれど、想像力というのは、頭の中で色々妄想することではなく、感じたことを行動に移す力だと。たとえば、いくら危機を感じていても、行動に結びつけていない場合、その危機感は本物ではいので、想像力が弱いと…

偽装表示の高級キノコよりも、光キノコ。

(撮影/山下大明) 何だかわからないようなこの写真は、地面に散らばった落ち葉が、光キノコの菌糸のネットワークによって光っているところ。 足下の周辺、数メートルの小さな世界だが、その場に写真家の山下大明さんと座り込んでいたあの時間は、本当に至…

軸にそって立ち、生きること

昨日の夕方、田口ランディさんが事務所に来て、色々と話をした。彼女は太極拳をやっている。この写真のお婆さんの写真(風の旅人の復刊第三号で紹介する木村肇君の”またぎの里”の写真)を見て、自分も、太極拳の成果で、このように両足がしっかりと大地をと…

表現行為の必然性について

(撮影・にのみやさをり) 風の旅人の第47号(12月1日発行)のロングインタビューをお願いした染織家の志村ふくみさんは、今年89歳になるが、染織に本格的に取り組み始めたのは30歳を過ぎてからだった。 子供が二人いたにもかかわらず、結婚生活に…

生でもあり死でもあり

風の旅人47号→http://www.kazetabi.jp/ で屋久島の夜の写真を紹介する山下大明さんが、吉祥寺のオフィスに来て、校正を行なった。その時、この写真のように、なぜ、光キノコを写真に撮ると緑色になるのだろうという話になった。屋久島の光キノコは、自らを他…