2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第1608回 他者からの恩寵で最高のもの

今日は小説家の日野啓三さんの命日。 今から23年前の2002年10月12日に、日野さんは他界されました。 日野さんの遺著にあたる「ユーラシアの風景」という単行本を、出版においては素人の私が、日野さんに対する思い入れだけで作り、なんとか日野さんが生きて…

第1607回 火の鳥と、生き直す力。

昨日、中野ゼロで、小池博史さん演出の「火の鳥」の舞台にどっぷりと没入してきた。 今回の作品は、小池博史さんにとって100作目。 メキシコの「走り続ける民」ことタラフマラ族の名と、文化の先端に立ちたいという願いをこめた「パパ」という言葉を合わせた…

第1606回 仕事の誠意と、人に対する誠意。

酵素 玄米のための米を、信濃大町の木崎湖の湖畔で米作りに励んでいる本郷毅史くんから購入している。 酵素玄米仲間?に引き入れた小栗康平さんと、映画照明の津嘉山さんを伴って、ちょうど「はさがけ」=天日干し期間中の田んぼを訪れた。 木崎湖のほとりの…

第1605回 形を変えても、変わらなく伝わっていくものがある。

明石港 現在、東京と京都の二拠点生活をしているけれど、関西の拠点を、生まれ故郷の明石にしようかと漠然たる構想をもっていて、なので京都に来る時には、その都度、一度は明石の空気を確認するために訪れている。 現在の拠点にしている東京と京都は、わり…