2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

石巻と亘理町は、異なる様相で、酷い状況だった。

昨日訪れた石巻は、酷い状況だった。 津波の規模自体は、四階建てのビルの屋上に避難していた人が腰まで水につかりながら手すりに掴まって助かったという南三陸の志津川に比べて、建物の二階に避難していれば助かったという石巻の方が小さかったが、死者数と…

気仙沼〜南三陸

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宮城県に入る。

このたびの震災で、現在までのところ、7000人に迫る死者を出している最大の被害地、宮城県に来る。仙台市は、水道、電気、ガスのインフラは大打撃を受けたものの、街それじたいはイメージしていたほど損傷は感じられなかった。ガスに関しては、都市ガス…

日本という国に生きる限りは(2)

前回のエントリー、「日本という国に生きる限りは」に対していただいた質問に対して、私の考えをもう少し書きます。 現在の混迷する日本の状況のなかで、自分がどう生きていくのか、そして日本はどうなっていくのかという問い。この問題は、このたびの震災の…

日本という国に生きるかぎりは

当面の問題としては、放射能がやってくるから東京も危険という声もあるが、今回の大災害が伝えていることは、どこに行けば安全かといった問題ではないのだろうと思う。東北の大地震を連日ニュースが伝えていた13日に、霧島で再び噴火があったようだ。1月…

余命

先週の水曜日、吉祥寺で友人と飲みながら「余命」について語り合っていた。 二人とも今年で49歳になる。せいぜいあと20年とか30年の人生。過去を振り返ると、20歳とか30歳の時から今日までの時間を、未来に伸ばすだけのこと。しかも、人生は、後半…

”そつがないもの”ではなく。

昨夜、アンデスから戻って来た写真家の野町和嘉さんと、本業の旅行業の若い女性スタッフ達と飲んだ。野町さんは、雨季のウユニ塩湖の取材から帰ってきたところだった。彼女達にとっても、ふだんの生活では周辺にあまりみかけない野町さんのような野性の生命…