2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アルタイ展と湯河原

右の写真は、男性ミイラに施されていた文身(いれずみ) 昨日、静岡県立美術館までアルタイ展を見に行った。 ここの美術館は、駅から街路樹が続き、緑が濃く、風もさわやかで気持ちがよかった。 また、園内に、舟越保武とかのブロンズ像がさりげなくおかれ、…

夏の夜の熱い熱い宴

昨夜、前田英樹さんと酒井健さんと野町和嘉さんと、神楽坂で会う。暑い時に暑いものということで、うどんすきと熱燗にする。野町さんはインドから帰ってきて間もないが、インドも暑いが、日本も充分すぎるほど暑いと唸っていた。酒井さんは、20世紀の混迷…

夏の自然教育園

今日から、編集日記をライブドアからこちらに移す。 コメント欄の文字数とかに問題もあったし。 これまでの編集日記は、→http://blog.livedoor.jp/kazetabi55/ 今日、息子と白金台の自然教育園に行く。東京のアスファルトの上は、たぶん摂氏40度くらいにな…

編集日記の移動

編集日記を下記のアドレスに移しました。新しいアドレス→http://d.hatena.ne.jp/kazetabi/

ギュスターブ・モローと芥川賞

午前中、今回の芥川賞受賞作を読み、昼、炎天下のなか子供とキャッチボールした後、渋谷の東急文化村で開催されているギュスターブ・モロー展に行く。モローの絵は、昔パリにいた時、モロー美術館で見た時まったく感銘を受けなかったので、それ以降、興味を…

ギュスターブ・モローと芥川賞

テスト なんかライブドアよりこちらの方が使いやすいかも 午前中、今回の芥川賞受賞作を読み、昼、炎天下のなか子供とキャッチボールした後、渋谷の東急文化村で開催されているギュスターブ・モロー展に行く。モローの絵は、昔パリにいた時、モロー美術館で…

極楽

昨夜、上野公園の忍ばすの池の水上音楽堂で行われた地球音霊祭に行く。セネガルの古典楽器と、和太鼓。どちらも、身体の芯にズンズン響いてきて、音楽を聞くというのはこういうことなんだと改めて認識した。クーラーをきかせた部屋でCDばかり聴いていては…

肌身に合う極楽

上野公園の忍ばすの池の水上音楽堂で行われた地球音霊祭に行く。セネガルの古典楽器と、和太鼓。どちらも、身体の芯にズンズン響いてきて、音楽を聞くというのはこういうことなんだと改めて認識した。クーラーをきかせた部屋でCDばかり聴いていてはダメな…

自由について

自由という言葉を聞くと、私は昔から「自恃」という言葉を連想した。 ただ自分の好きなようにすることが自由なのではなく、自分に不自由を課しながらでも、自らを恃める状態に自分を持っていくこと。耐えられないほどの不自由さとは、何かをする前に自分の限…

政治の劇場化

「風の旅人」編集部は永田町にあり、砂防会館の前などで報道関係の人たちが群がって政治家にマイクを突きつけている光景によく出会う。 政治家の行動を事前に掴んでいて、先回りをして陣取り、炎天下のなか、一言をもらうために待ち続けている。 カメラを向…

戦争と創造性

恵比寿の写真美術館でやっている「写真はものの見方をどう変えてきたか」第三部 「再生」を見る。 1937年に日中戦争が勃発し、日本中のすべてが大きな戦争へと巻き込まれていく中、フォトジャーナリズムも国策プロバガンダのための道具として利用された。 戦…

解散 総選挙

相変わらず、新聞やテレビは、現状をなぞるだけの報道しかしない。なぜ郵政民営化法案が否決になったか、自民党内の造反のこととか、亀井氏の動きがどうだったとか、内閣に派閥の有力者を入れなかったからこうなったという森氏のコメントを取り上げたり、今…

郵政民営化の否決

郵政民営化法案の否決。私は民営化されるべきだという考えだ。その理由は、民営と公営では組織員の組織に対する危機意識やコスト意識がまるで違うし、その危機意識やコスト意識によって、現状の様々な問題を乗りこえていく智慧が絞り出され実践が可能になる…

ドキュメントの在り方?

昨日、田口ランディさん主催のオールナイトイベントを見に行く。 夜7時半〜、映画、トーク、音楽など、朝方の4時半頃まで。その間、ほとんど帰る人がいない。すごい。参加者のほとんどがランディさんのファン。女性が多い。みんな真面目で熱心だ。 今回の…

一瞬か永遠か

とある小さな写真展を見に行く。 写真を見ている時、写真家が、その場に居合わせた若い女の子に熱心に説明していた。 写真というのは、けっきょく一瞬なんだよ。そこに写っている人も、営みのなかの一瞬を切り取られただけで、それ以外のものは何も写らない…

「樹の海」と現代

朝起きて活動を始めると、交感神経が働き始める。その状態で、「遠い世界に」の歌を聞くと、やはりナイーブに過ぎるのではないかと思われてくる。 「樹の海」だけど、あれは、映画というより、樹海を舞台にした演劇だった。情感をたっぷりこめた台詞の力で物…

樹海と、遠い世界に

映画、「樹の海」を見た。富士の麓の樹海に入ったのは、16年ほど前に一度だけある。その時、男と女のように絡まり合った不思議な二本の木があって、写真に撮った。できあがったプリントを見てびっくり。二本の木に寄り添うように白い影が写っていて、幽霊…